塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

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出来事の最近のブログ記事

KENTEN2017 プロフェッショナルセミナー登壇

 先週6月8日、インテックス大阪で開催されましたKENTEN2017におきまして、プロフェッショナルセミナーが開催され、そのなかでプログラムにおきまして 「インスペクション義務化時代!耐久性における、工務店・設計事務所が押えておくべき知識とは?」というテーマにて、インスペクションにおける耐久性についてのセミナーが開催されました。

 

このセミナーにおきまして、公益社団法人日本しろあり対策協会の土居会長 参加しております一般社団法人住まいの屋根換気壁通気研究会の理事である、松尾設計室松尾社長、ハウゼコ神戸社長、会員である住宅あんしん保証の後藤様、新建ハウジング編集者の盛山様とともに、登壇させていただきました。

 

今回のセミナーは、タイトルの通り工務店・設計事務所が押さえておくべき知識とは?という問いかけに対し、各分野からの視点において発表させていただき、それを松尾設計室の松尾社長が、各講師への質問を交えながらのディスカッションをするという、なんとも緊張の時間でありましたが、各分野のスペシャリストの方々とご一緒させていただけたことは、非常に有意義な時間であり、大変良い経験をさせていただきました。

 

前月に続き、今年2回目のセミナー登壇となりましたが、皆さんの前でお話をさせていただくことで、雨漏りしている建物の現状、雨漏りを防ぐという新築時に気をつけるべきことなどが、多くの新築事業者や設計者に伝わると良いのですが・・・・・。

 

「雨漏り」連載記事掲載のお知らせ 2017年6月号

日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2017年6月号) のお知らせです

今号のサブタイトルは 「意匠満点でも雨仕舞いは落第」です

 

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今号では、前回の事例について、雨仕舞の問題点や、本来行うべき納まりについてなどに踏み込んだ内容としています。

飲食店舗への雨漏りですから、お客様としても自宅以上に営業に差し障りが出るかも知れないということで、大変心労が大きかった現場です。

 

何しろ、一次防水となる外壁の下地強度が不足していた事で防水性能が低かったことと、二次防水の概念が間違っており、使用する建材の選択をミスした事、そして、それを解決できなかった建設会社・・・。

本事例の最大のポイントは外壁の土台水切りについて、その重要性を理解していない事で、せっかくの意匠が台無しになってしまうという事です。

 

いや、そもそも雨漏りという事を想定して、自宅や店舗など、建物を建てるお客様も建設会社は居ないはずです。

それでも起こってしまう雨漏りに、どなたも心労が大きく、誰にとっても大きな負担となります。

だからこそ、どのような対策をすべきというように雨仕舞を考え、余計な心配の無い建物であってほしいものです。

 

そんな今回の号も、ぜひご覧ください。

特別セミナー「日米比較 これからの木造住宅の耐久性とは」へ登壇

先週5月19日(金)、品川にて特別セミナー「日米比較 これからの木造住宅の耐久性とは」が開催されました。

このセミナーは、参加しています勉強会のひとつである、一般社団法人住まいの屋根換気壁通気研究会が主催し、住宅用の透湿防水シートのタイベックの旭・デュポンフラッシュスパンプロダクツ後援による特別セミナーでした。

このセミナーのために、アメリカから、E.I デュポンリサーチフェロー Ph.D.ウエストン・テレサさんが参加されました。

研究会からは、

特別顧問であり、東京大学名誉教授・国立研究開発法人建築研究所理事長をつとめられていた 坂本雄三先生。

雨仕舞のしくみ-基本と応用- 著者である東海大学名誉教授 石川廣三先生。

断熱・気密・防露のスペシャリストである近畿大学建築学部学部長・建築環境システム研究室 教授 岩前篤先生。

パッシブハウスジャパン理事であり、日本中で数々の講演をされている松尾設計室代表 松尾和也氏。

住まいの屋根換気壁通気研究会理事長でありハウゼコ代表取締役社長 神戸睦史氏。

が参加されました。

弊社久保田は、このセミナー第二部のスペシャルトークセッションへ現場実務者の一人として登壇させていただきました。

 

このような凄い先生方ともに壇上へ上がらせていただきお話させていただく機会は、おそらく一生に一度きりだと思いますし、何よりこのような機会をいただけた事は大変光栄なことであります。

また、住宅に関わる実務者として、微力ではありますが、日米比較の中の日本国内での住宅事情や立地条件、気象条件による劣化などについて説明させていただきました。

そして得意分野である、住宅の雨漏り事例にも触れさせていただきました。

 

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このスペシャルトークセッションは大変中身の濃いものとなりまして、予定時間をずいぶんと延長しつつも時間が足りず、途中で時間切れというようになってしまうなど、本当に盛り上がりました。

なのでこの後の懇親会も、多くの話題が飛び交い、多くの方々と直接お話させていただきました。

最後に繰り返しになりますが、このような機会を頂きましたことに、心より御礼申し上げます。

初春のおよろこびを申し上げます

初春のお喜びを申し上げます

 

  旧年中は格別のお引き立てを賜り

  厚く御礼申し上げます

  本年もより一層のご愛顧ほど

  宜しくお願い申し上げます

   2017年元旦

 

  有限会社 第一浜名建装

  代表取締役 久保田仁司

 

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雨漏りを起こさないために【クリスマス イルミネーション】

昨日午後、お客様である店舗において、クリスマスのイルミネーション取り付け工事をさせていただきました。

もう数年来、この取り付け工事をさせていただいているのですが、そもそも雨漏り修理をはじめとして、外装工事が中心の当社が、なぜイルミネーションの取り付け工事をするのか、それには理由があるのです。

 

 

実はこちらの建物では、新築以来ずっとイルミネーションを取り付けられているのですが、同時に雨漏りにも悩まされてきていたのです。

その雨漏り原因の一つが、イルミネーションの取り付けによるものであったのです。

この原因とは、残念ながら、新築当初よりイルミネーションの取り付けを続けてきた電気工事屋さんは、雨漏りのリスクを予見することが出来ずにいたため、笠木の天端にビスを打ってしまった事・・・。

笠木の天端とは、ベランダ手摺でいう手摺壁(パラペット)の上端部分を指します。

この上端部分は、建物の屋根と同様の位置づけとなる部位であり、ここに穴をあけるということは、大変非常識な行為なのですが、その非常識という行為自体の重大性を知らない、理解できていないことが、大きな問題につながってしまうのです。

 

 

事実、こちらの建物では雨漏りしたという事だけでなく、下地材木なども腐ってしまい、大がかりな改修工事を余儀なくされました。

ちなみにこの修理の様子は、日経ホームビルダー2011年4月号の連載記事である「写真でわかる雨漏りを呼ぶ納まり」にて、パラペットの金属笠木の雨漏りならびに雨漏り修理事例として紹介しています。

この修理をさせていただいた時に、イルミネーションを取り付けるための金具等も取り付け、今後は取り付け業者に対し「とにかく雨漏りをさせないように笠木まわりには十分な配慮を!」と、お客様とお話しをさせていただいたのですが・・・・・。

その後の諸事情により、以来私が取り付け工事をさせていただくようになったのです。

 

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そもそも、雨漏りリスクを考え、屋根となる部分に釘やビスを打たないことなど、ごくごく当たり前のことだと思います。

例えて言うならば、雨傘に孔をあけてしまっても平気なことを意味しているようなものですから。

 

 

そんな事もあり、毎年恒例の行事となったクリスマスイルミネーションの取り付けですが、当社はこちらのお客様以外で、イルミネーションの取り付けは行っておりませんの、あしからずご了承ください(笑)

 

2812062.jpgイルミネーション取付前

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2812063.jpgイルミネーション取付後

 

第30期

本日11月1日より、弊社では新しい期がスタートしました。

おかげさまで、今期で法人設立から第30期を迎えることが出来まして、この間、事業を継続してこれましたのは、ひとえにご縁がありました多くのお客様のお陰であります。

 

 

思い起こせば、私が高校生の頃に法人を設立しており、当時なにげなく、「会社名は何が良い?」なんて聞かれていたことも・・・。

その時、どんな回答をしたのかなんて思い出せないのですが、家業を継ぐつもりも無かった私を、暗に引き込もうとしていたのかも知れません。

もちろん、そんな事をストレートに言ってくるような親ではありませんが(笑)

 

 

そしてこの間、順風満帆に事業を営んでこれたわけではなく、取引先の倒産や夜逃げにあったりもしましたし、施工能力の低い他業者から言われも無い中傷をうけたこともありましたし、自社の現場がなかなかうまくいかずに赤字を出したこともありました。

また、多くのご依頼をいただいて嬉しい悲鳴を上げたこともあれば、なかなかご縁が結びつかなかった時期もありました。

現場経験のみならず、このような多くの経験をさせていただき(あまりしたくない経験もありますが・・・)ながら、何とか迎えられた30年目です。

しかし、多くの経験をさせていただき、多くのご縁をいただいてきた事は、さまざまな事例に対応することが出来るようになっております事への布石だったのだろうと、自分なりに考えております。

 

 

本日までの経験を、また明日から新たなご縁への糧とし、頑張っていきたいと思っております。

今後とも弊社を宜しくお願い申し上げます。

 

 

塗装・防水・雨漏り修理

有限会社第一浜名建装

代表取締役 久保田仁司

 

「雨漏り」連載記事掲載のお知らせ 2016年10月号

日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2016年10月号) のお知らせです

今号のサブタイトルは 「見分けが難しい「雨漏り」と「漏水」」です

 

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先月号は熊本地震にも関連し、耐震などの特集がありましたので連載をお休みしましたが、今号から新しい現場の解説にて再開です

 

今号は、見分けが難しい「雨漏り」と「漏水」というタイトルなのですが、実際に雨降りの日に顕在化した漏水を目の前にし、最初の状況判断に迷った現場でしたので、このような経験を踏まえての解説となります。

事実、ひどい雨降りという天候と、雨漏りの履歴があり、なおかつ応急処置程度しかしていない建物でしたから、恥ずかしながら最初は雨漏りだと信じて疑いませんでした。

もちろん、時間の経過など、時系列を追って調査を進めるうちに、漏水を疑い、原因は突き止めましたが、結果として、雨漏りと漏水の複合発生でもありました。

 もちろん、最初の段階で漏水についての可能性を確認すべく、水道メーターを確認したのですが、あまりに漏水量が少なく、見ている間にメーターが動かなかったため、漏水の可能性を一時的に消してしまったのでした・・・。

 

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日経ホームビルダー住宅施工セミナー登壇

先週のことになりますが、現在連載をしております「日経ホームビルダー誌」の主催にて、住宅実務者向けセミナーが開催され、NPO法人雨漏り診断士協会副理事長でもある弊社久保田仁司が講師として登壇してきました。

 

このセミナー 「 通気工法でも起こる 雨漏りの事例と対策 」 と題され、その第一部 「流行の住宅で起こった、雨漏りと雨仕舞の要点」というタイトルにて、およそ1時間半の講義をさせていただきました。

 

100人を超える住宅実務者の方々を前にして、さらには講師としてひかえる一般社団法人住まいの屋根換気壁通気研究会の理事長であり、鋼板部材メーカーハウゼコ社長の神戸睦史氏、さらにさらに、「雨仕舞の仕組み」著者でもあり、実務的な建物の耐久性の研究を続けてこられた、この道の研究の第一人者である、東海大学名誉教授の石川廣三先生を前にお話をするという、とても緊張する場面でありました。

しかし、おかげさまで10年来続けてきておりますNPO法人雨漏り診断士協会での活動により、試験講習の講師や、セミナー講師を務めさせていただいてきた経験により、緊張はあるものの、大きな失敗無く、お話をさせていただくことが出来ました。

 

このセミナーでは、昨今の標準的な構法となっている通気構法を採用していたからと言っても、常に雨漏りのリスクは存在することを意識してもらうとともに、気おつけるべきポイントやその要点を解説するものでありました。

ですが、実際にこの部分を詳細に説明するとなると、半日のセミナーでは時間が足りないというのが本音でありますが、講師として立つ以上、限られた時間の中でいかに大事な要点を正確に伝えるかがポイントとなりました。

もちろん、セミナーに参加された受講者の方々は、なかなかの価格のセミナー代金を払っての参加ですから、個々レベルも高いことが想像されるため、きっちりとしたポイントの説明を意識したことは言うまでもありません。

 

講義後の反響など、現時点では何とも言えませんが、雨漏りを予防するという視点、観点でお話させていただきましたので、私の講義の上手い下手はともかくとして、大事なことは参加者の皆様に伝わったのではないかと思っております。

「雨漏り」連載記事掲載のお知らせ 2016年4月号

日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2016年4月号) のお知らせです。

今号のサブタイトルは 「直張り鋼板外壁の重なりから浸入」

実際に起きている雨漏りの現場にて調査、修理を行った事例におきまして、お住まいのお客様から承諾をいただき、一つの建物に仕込まれている雨漏りという瑕疵について、連載にて部位ごとに解説していきます今回が3回目です。

 

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前回から各論に入りまして、修理をしている内容を伝えながら、修理のポイントや雨仕舞の基本概念、そして検証について紹介しております。

 

今号では、こちらの建物に採用されていた鋼板外壁張りの問題点と、修理について、そして外壁の雨仕舞を取り上げております。

 

ひとつの建物において、連載となるほど問題点が多いとは・・・なんて思われるかもしれませんが、建築工事において、新築工事中のちょっとした知識不足などが、後々大きな問題を引き起こす可能性があることを考えると、修理をすると考えれば、おのずと細かな部分まで気を配る必要があります。

もちろん、そのための本来行うべき施工方法を知っていることはもちろん、目の前の建物を活かしながら、どのような方法を取り入れながら修理が出来るのか?などを考えなければなりません。

そんな便利な教科書は存在しないのですから、全ては自らが考えなければ、雨漏りを「修理」することは難しいでしょう。

 

このような思いも込めた連載記事、建築実務者のみなさまには、せひご覧いただき実務にいかしていただきたいと、強く思っています。

それにより雨漏りによる被害が少なくなれば、そんなに良いことは無いのですから。

「雨漏り」連載記事掲載のお知らせ 2016年3月号

日経ホームビルダー連載 「事例で分かる雨漏り修理のツボ」 記事掲載 (2016年3月号) のお知らせです。

今号のサブタイトルは 「飛散、バルコニー防水の手順無視」

実際に起きている雨漏りの現場にて調査、修理を行った事例におきまして、お住まいのお客様から承諾をいただき、一つの建物に仕込まれている雨漏りという瑕疵について、連載にて部位ごとに解説していきます今回が2回目です。

 

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先月発行されました号では、今回の事例の総論として、ひとつの建物で何箇所の不具合が生じているのか、そしてその関連性についての解説をしております。

 

今回からは各論に入りまして、修理をしている内容を伝えながら、修理のポイントや雨仕舞の基本概念、そして検証について紹介しております。

 

自分自身で記事を書く2回目の作業となりましたが、まだまだ2回目では、記事向けの文章は難しく、随分と悩みながらの作業でした(苦笑)

 

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家づくりの実務者情報誌として発刊されています日経ホームビルダーですが、一般の方向けではなく、あくまで実務者(建築関連向け)向けであり、定期購読の申し込みや、webにて購読できる誌面となります。

残念ながら一般のお客様には馴染みのないものであり、簡単に読むことはできないものですが、広くこの活動が、多くの建築実務者の方々の記憶に残り、雨漏りをしない建物が増えてくれることを願いながら寄稿は続きます。

 

沖縄県にて雨漏り調査・・・

先日、なんと沖縄県まで雨漏り調査に行ってきました。

それも那覇市内から50キロほど離れた地域であり、南国らしいというか、緑豊かな場所にあるお宅。

まだ数年しか経過していないお宅ですが、引き渡し後1年程度で建設会社は倒産してしまったそうで、今まで自費で補修をしてきが解決していないとの事でした・・・・・。

 

 

 

1泊2日、遠方であることを勘案し、この短い時間で雨漏り調査をし、雨漏り診断をしてくるのが仕事ですが、そもそも、事前情報があまりに少ない。

これは立地条件等のことであり、同じ日本とは言え根本的に気候が違う場所であるため、聞き取り内容だけでは、どうにも原因の予見がしにくいのです。

そのため調査員2名にて、現地へ向かったのです。

 

 

 

今回の調査パートナーは、雨漏り110番グループ東大阪中央店で活動する坂元社長。

ここ数年、雨漏りについていろいろと細かなやり取りをするメンバーの一人ですが、昨年、寝屋川で一緒に雨漏り調査をしたこともあり、スキルも判っていることもあり、良いパートナーの一人です。

 

 

 

午前中の飛行にて那覇に向かい、那覇空港で昼前に集合。

大阪と浜松ですから、片や伊丹空港から、片やセントレアからのフライトで、昼前に那覇空港での待ち合わせです(笑)

そこからレンタカーでおよそ1時間半、現地へ到着し、さっそく1日目の調査開始です。

現地では、二人で手分けして確認を行い、お互いに想像する経路について話し合い、そして確かめをするという作業を行いましたが、お互いに感覚を理解しているためか、粛々と調査は進みます。

調査に際し、サーモグラフィーなどの調査機器も利用していますが、事実確認のためにも散水前後の変化を確認するための補助でしかありませんが、そこそこ大きな機材も持ち込んでいます。

 

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事前調査と位置付けた1日目ですが、翌日の調査準備もあり、一部に散水調査を施してこの日は終了です。

 

 

 

翌日、2日目の調査では、前日の結果も含めて検証し、違う箇所にも散水。

実はこの時点で、調査は事実確認に絞られていました。

これは調査前の話からスタートになるのですが、図面を確認した時点で、建物の立体が概ね頭に浮かび、図面に記載された仕様書を確認することと、現地の写真を見ると、この時点でおよそ雨漏りの被疑箇所について、可能性はイメージしているのです。

その位置関係が全くわからないままですと、そもそも散水する位置すら定まらないので、事前の情報把握は大変重要なんです。

また現地で散水位置を決める際には、頭の中で建物内部を伝う雨水の浸入経路も想定したうえでの事ですから、散水調査とは最終確認と言ったところ。

今回ももちろん、そのことも踏まえて現地入りしているのですが、さすがに遠方ですから、いろいろと思い違いもあるかもしれないということで、念入りに準備しています。

ですが、建物を目の前にするとアドレナリン全開となり、いろいろな部位をさまざま視点で確認してしまいますが、もちろん雨漏り診断することにも全力です(笑)

 

 

 

今回の雨漏り調査、診断の結果についての総論、各論ともに、依頼者があることで触れませんが、このような依頼について思うところもあります。

そもそも、今回のようなケースであれば、新築時の完成時にある程度予見できた可能性が高く、そういう意味では、新築の検査はどこまで行われているのか?という疑問が出てきます。

そこを言ってしまっては、瑕疵担保保険についての話になりますから、元も子もなくなってしまうのでしょうが・・・。

ただし、それらのことを鑑みても、建築業界全体のレベルアップというか、まずは必要最低限、建物に関わる全ての人の意識向上が必須なのだと思います。

 

 

 

話が脱線してしまいましたが・・・・・、2日間の調査を無事終了したものの、帰りの飛行機は、調査が長引いた際の保険として、夕方以降のフライトであったため、若干(?)時間を持て余すことに。

そこで、後学のためにもと、近隣建物を見て回った後に、沖縄の伝統的な建物も見に行きましたが、そもそも沖縄本島を移動して感じたのは、建物大小問わず、ほぼRCだという事。

ごく一部に鉄骨造のビルはありますが、低層のほとんどは住宅を含めてRCばかりでした。

純粋に木造が見られたのは、結局は首里城のみ・・・。

 

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観光地である首里城にて、坂元社長から、ほかの観光客とはまったく違う場所を撮っていると笑われながら、場内を回りました(笑)

観光用とは言え、このような建物が標準だったのか?と思うと、なかなか耐久性を担保するのは難しいのではなかろうか?なんて事も考えてしまいます。

これこそ地域差ですし、その場所で長年良しとされてきた工法もあるわけですから、いろいろ見ることで大変勉強になりました。

もちろん、一般的な建物についても同様です。

さすがにまた沖縄に調査に来ることは無いでしょうから、いろいろな建物を目に焼き付けてきました(笑)

 

 

 

こんな駆け足での出張調査を行ってきたのですが、この2日間、坂元社長と多くの雨漏りについての議論を交わしました。

雨漏り110番グループにおいて、技術統括本部長という役割を担ってますので、各店のレベルアップをバックアップすることも私の仕事ですから、雨漏りについて想いを共有し、かつ技術論を交わすことは、もっとも望ましいことだと思っていますので、そういう意味でも大いに中身の濃い2日間でありました。

 

福島県いわき市 クリナップ工場見学にて

先月末のことになりますが、ステンレスキャビネットなどのキッチンで有名なメーカーである、クリナップの工場見学に行ってきました。

今回、水回り機器の仕入れ先であるM社の所長さんからお誘いいただき参加してきたのですが、この工場見学については、その立地についても大きく気になった地域でもあり、この機会をいただけたことに大変感謝しております。

 

 

 

しかし、なぜ塗装や雨漏り修理をしている当社と、水回り機器が関係があるのか?と思う方もいらっしゃると思います。

その理由とは・・・、塗装をはじめとして、特に雨漏り修理となると、建物を多角的に観察し、修理する必要があり、そのためにはいろいろな可能性を含めての検討をしなければなりません。

そのような確認作業や、その説明をさせていただくと、お客様から「ところで、こんな事は判るのか?」とか「ここが困っているので、直せないか?」などというご相談をいただくことも多く、特に雨漏り以外で不便が出やすい個所が、水回りだからなのです。

このようにお声掛けいただくことで、私どもとしても、専門外だから知らないとは言うのはお客様にたいして申し訳ないですし、何より、喜んでいただけるのならばと、どうしても業務の巾が広がってしまうのです。

もちろん、自分でも建物全体を多角的に直すことが楽しいという思いもあるからなのですが(笑)

 

 

 

さて話がそれましたが、1泊2日の工程でクリナップの工場見学へ向かったのですが、工場所在地は福島県いわき市。

今回は、静岡県内のクリナップ営業所が主催とのことで、静岡県内各地から新幹線で都内へ向かい、品川駅で集合したところから観光バスで移動となっていました。

実はもっと大がかりと言うか、大人数が集まるものと思い込んでいましたが、実際の参加者は30人程度の少数で、その分、工場見学でも各工場を細かく見せていただきました。

しかしこの見学で驚いたのは、何より内製化率が高いこと。

ステンレスを推すメーカーですから、ステンレス加工に関する事は当然ですし、その加工現場にて、目の前で見る事が出来ましたが、そのほかについてもなかなかの割合で自社生産をしており、その根底には創業者の思いがあるとのことでした。

また、社内に研修施設での研修プログラムについても、役職が変わった際も含め、定期的に実施されるところなど、さすがだと思わせるものでした。

恥ずかしながら、それほどこちらの製品は詳しく理解していなかったのですが、今回、見直したと言うか、とても好きになったメーカーです。

     

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初日に数種類のキッチン製造ラインを見学し、その後宿泊先へ移動。

宿泊先として用意してもらったのは、映画「フラガール」でも知られている「スパリゾート・ハワイアンズ」

そして言うまでもなくハワイアンショーも観覧しましたが、雪こそ降っていないものの、本当に寒い場所なのに、大型体育館のような中はとても暖かくまさしくハワイ(笑)、その一角のステージにて、ショーを見てきました。

     

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映画「フラガール」を見たこともありますから、雰囲気だけは判っていましたが、目の前で見るショーはとても感動的。

映画の内容は事実に基づいたもので、炭鉱での掘削から出る温泉水の利用や、炭鉱の閉鎖に伴って新たな雇用を作るためにもとつくられた事が始まりだそうですが、クリナップでも雇用を依頼され、新たな工場を作ったり、このスパリゾートハワイアンズ立ち上げに際しても出資していること。

そんな事前情報もあったからかも知れないですが、そんなことを聞いていなくても、何よりショーは素晴らしかったです。

 

 

 

 

そして翌日、最後の工場と創尊堂を見学した後に連れて行ってもらったのが、塩屋崎という場所。

その塩屋崎に到着する少し前、車窓から見えたのは、海沿いの造成地のような場所でしたが、東北大震災のときまでは数百件の住宅が並ぶ町があった場所だったそうです・・・・・。

 

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塩屋崎のお土産物屋さんで、ご主人から当時の様子を聞かせていただき、被災した当時の写真を見ていると、胸が苦しくなってきます。

自然の前に人間とはいかに無力であるか・・・。

また、帰宅後調べてみると、観光庁のホームページにも紹介されていました。

http://tohoku-monogatari.org/spot/?lid=67138

もしこのブログをご覧になった方で、いわき市に行く事があったならば、こちらへぜひ行っていただき、当時のお話を聞いていただきたいと思います。

 

 

 

その後、小名浜港に隣接する「ららみゅう」にて昼食をいただいたのですが、施設の2階にて、震災当時や震災後の様子を伝える特別展が行われていました。

 

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こちらで展示されているものを目にして、説明を読んでいると、目に涙が溢れてきてとても苦しかったです・・・・・。

 

 

 

日本中を震撼させた地震にて、それまでの過ごしてきた生活とは全く違う状況になり、多くの方々が苦しんだのだと思います。

何でそんなことを今頃とお叱りを受けるかもしれませんが、今回はじめて福島県に行けたことで、自分の中に感じることがいっぱいありすぎて、言葉にするのが難しいため、この拙い文章をお詫び申し上げます。

 

 

 

今回、震災当時やその後のこと、福島県に関わることを、いろいろと思い出しました。

震災直後、親しくしている塗料メーカーの営業さんがいわき市出身であり、お父様が一人暮らしをしていたため、現地に向かいました。

当然、連絡もつきませんし、とにかくということで車で現地に走ったのですが、どちらかと言えば高台だったので、家の周りに大きく目立った被害は無かったそうですが、水道は断水、食料は手に入らない、ガソリンも手に入らないと、静岡に戻る手段がなく、たいへんだったと言っていました。

その時に私にできたことは、ほんの少しの手助け程度だったので、たいへん歯がゆい思いをしたことを思い出しました。

また震災後、当社に1年ちょっと在籍した社員がおりました。

2011年11月中旬、ハローワークから面接の申し込みがありました。

面接にやってきたのは福島訛りのある塗装職人でしたが、震災後、いろいろな思いもあり、家族で浜松に自主避難をしてきたとのこと。

1年ちょっと当社に勤めていましたが、奥さんの実家が福島にあることもあり、長女が小学生になるタイミングで福島に戻り、元の会社で頑張っています。

 

 

 

今回、きっかけはクリナップの工場見学というもので福島に行ったわけですが、このようなご縁をいただいた事に心より感謝申し上げます。

また今回の工程にて、同行していたクリナップの社員の方は、震災当時は仙台営業所にいたとのことで、当時の様子も生の声としてお聞きすることが出来ました。

良い製品を生み出そうとする企業姿勢を見せていただき、さらに震災からの時間の流れなど、多くのものを見せていただきました。

繰り返しになりますが、今回のような機会をいただけたことは本当にありがたいことであり、今回お会いしたすべての方に心より御礼申し上げます。

 

出世大名家康くんプレミアム付商品券

本日7月14日から、浜松市のプレミアム商品券である「出世大名家康くんプレミアム付商品券」の使用が開始となりました。

商品券の利用期間は、7月14日~10月31日。

当社でも本日から10月31日までの期間でご利用いただけます。

 

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こちらの商品券、「地方創生政策の一環として交付された地域住民生活等緊急支援交付金の趣旨を鑑み、地域循環型の消費喚起による地域経済の活性化を図ることを目的としています」とのことです。

また、一部使用できない商品がありますが、それはタバコやはがき、印紙類や電プリペイドカードなど。

なので、当社で取り扱うサービスや商品などが使用できない商品に該当することはありませんので、どしどしご利用ください(笑)

第20回雨漏り診断士資格試験

先週の土曜日、東京八重洲にて第20回雨漏り診断士資格試験が行われた。

今回で20回を迎えた雨漏り診断士の試験であり、同時にNPO法人雨漏り診断士協会の設立から10年が過ぎたことを意味しています。

この10年と言う期間を振り返ると、本当にあっという間の10年であった気がするし、また、試行錯誤の10年であった気もする・・・・・。

どちらにしても、そもそもが建築業界に雨漏りに関することを本質的に勉強する機会は存在していなかったし、まして雨漏りを診断する資格などあり得なかったところからスタートしてきているので、すべて一から作り上げて来たと言う思いもあり、感慨深いものがあります。

 

 

 

 

 

そんな今回の試験、今回も申し込み開始当日に、と言うか午前中には満席になってしまう状況で、申し込み希望の方々で、間に合わない方が出てしまっている現状に、大変心苦しく思っており、またその分の責任を強く感じています。

だからと言うわけではない無いのでしょうが、受付開始時間を待たずして、ぞくぞくと受講者の方々が会場入りし、受付開始時刻には、すでに9割以上の方が席に付いてテキストを読んでいるという状況。

その真剣な皆さんの姿勢に刺激されたのか、いつにも増して、私たちの講義にも熱が入りました。

 

 

 

 

 

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ただ勘違いしてもらっては困るのが、講習に参加しさえすれば貰えてしまうような名ばかりの資格では無いということ。

そりゃあ、そもそも雨漏りに関することを勉強する機会が無い中で、雨漏り診断士と言う資格名を名乗る以上、その責任は大きなものとなるのは当然と言えば当然。

だからこそ、私たちも真剣なんです!

 

 

 

 

しかし、雨漏り診断士という資格の性質上、と言うか雨漏りに関わるということは、資格を取得しただけではスタートラインに立ったに過ぎず、多くの事例を経験してスキルが上がっていくものです。

そして、数多くの事例に直面することで、雨漏りはどんどん難しくなるという不思議なもの。

なぜ難しくなのるのかといえば、これは解決する事例が多ければ多いほど、難しい案件が目の前に現れることを意味しています。

なぜなら、雨漏りに真剣に取り組む人がそれだけ少ないからなのです・・・・。

 

 

 

 

そもそも、建物を建築するために絶対必要な図面を書くのは建築士であるにも関わらず、雨水の影響を大きく受け、ダメージを受け易い建物が存在していたり、雨に弱い建物があることで雨漏りをする。

また、雨とケンカしているような建物や、導水をまったく無視したような建物も。

建物の本質は、雨や風をしのぐことであるにも関わらず・・・・・。

建築業界において、もっとも重要な資格である建築士が設計した建物が雨漏りを誘発してしまっているような事例もある中で、だれが雨漏りに取り組むのであろうか。

中には、「あそこが悪い!ここが悪い」と悪い悪いを繰り返すだけで、どのような原因において雨水が浸入し、壁内をどのように通って行くことで室内へと浸出しているのかという経路も表すことが出来ないにも関わらず、雨漏りについて判ったつもりになる人もいる。

「悪い」というだけなら誰でも言える話である!!

雨漏りに困っている方からすれば、お題目や犯人探しではなく、雨漏りの原因がわかり、どのようにすれば良いのか、先々を考えてどのように対処するのが良いかが判ることが重要であると思うのです。

 

 

 

 

さて、ちょっと暑いブログとなってしまった気もしますが(笑)、世の中の雨漏りに困っている方々のためにという想いは、私たちの強い想いだからです。

出張の理由

本日は朝イチの打ち合わせや、書類作成を大急ぎで終わらせ、東京へと出張。

新幹線の車内でも時間の有効活用をすべく(?)、図面を広げながら積算をしながら、あっという間の1時間半(笑)

実のところ、時間の有効活用なのか? 時間の使い方が下手で、新幹線の中でまで仕事をせざるをえないだけなのか? どちらかわかんないんですが・・・・・(苦笑)

 

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話が脱線しましたが、本日は2つの目的で東京へ出張。

まず最初に行ったのは、馬喰町のハウゼコ東京支社にて開催された、「住まいの屋根換気壁通気研究会」への参加。

そもそも屋根の通気や壁の換気は、雨仕舞と密接な関連もあるし、ある意味、私のライフワークでもある雨漏りとの関係性も含め、切っても切れないものだと思っているのです。

そんな分野の研究会ですから、自分の所見、立場の違う人の所見、先生方の所見など、ここに行くことで吸収できることが多いため、私としては大変勉強になっているし、モチベーションが上がる楽しい場となっている(笑)

あらためて思うが、このような突き詰めていくことは、学問とも考えられ、若い頃なにもしなかった分を、今やっているようなものなのです。

 

 

 

 

そして次に移動したのは、新宿にあるNPO法人雨漏り診断士協会の事務所。

このあと理事会が始まるのだが、来月の試験を前に、打ち合わせを兼ねての参加です。

このNPO法人雨漏り診断士協会こそ、私の思いを込めたものであり、それこそ10年以上前、雨漏りレスカーというサイトにて、数多くの雨漏り相談を受けていた頃の思いが繋がっているのです。

 

 

 

 

このように出張に出るのは、普段の業務もあるなかでタイヘンな事は確かなんだが、自分が動く理由として、勉強であり、吸収であると思うのです。

自社で仕事をしているだけでは、決して得ることが出来ない知識や経験があることが、このように出張に出る理由なのです。

やはり、足を使って動くことが大事だと・・・・・。

 

 

 

 

さて、もうすぐ理事会が開催される時間になるので、またじっくりと話をしたいと思います!!

リニューアル

2年越しとなってしまっていたホームページのリニューアル作業。

ようやく完成し、Web上にアップロードされました。

塗装と雨漏りのプロフェッショナル 第一浜名建装
http://www.hamana-k.com/

とは言っても、基本的な作業は業者さんに全てお任せだったのですが、長期にわたった原因は、私の原稿提出が遅かったこと。

それに、途中で構成を変えてもらったことも・・・・・。

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これで業者の方にも随分とご迷惑をかけてしまった(苦笑)

復旧工事

本日は、およそ1週間前、<a href="http://hamana1.hamazo.tv/e2557929.html" target="_blank">シロアリ被害により一部外壁を解体(破壊?)した現場</a>へ。

こちらの現場は震工事に伴って、布基礎に入ったクラック(ひび割れ)部分へエポキシ樹脂を注入する予定でお伺いしたのだが、その前にこの蟻害を発見したことで、予定が変更になったのです。

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その後、大工さんにより下地木工事、シロアリ防除業者によるシロアリ消毒噴霧を経たので、私の出番となったと言うわけなのです。

そこで、まずは基礎クラックのエポキシ樹脂注入・・・・・・となる予定だったのだが、土台材をシロアリに食べられた事で発見したクラックの真相は、厚塗りされた基礎表面のモルタル部分のみであったため、「注入」ではなく、充填へと変更したのです。

このエポキシ樹脂は、土木用途のものであり、使われているのはコンクリート構造物をはじめとした分野でのもの。

もちろん、基礎もコンクリートで作られるものなので、これら樹脂を注入・充填することで、補強を行うと言う考え方なのです。

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そして次に外壁の復旧。

今回のお宅は、外壁がラスモルタルであったのだが、今回の復旧では、モルタル仕上げは行わない。

これは、湿式工事と乾式工事での、それぞれ必要な時間と意匠を踏まえて検討し、私から乾式工事をお勧めした結果なのですが、実際のところ、面積的にも少量の今回の場合、既存との接着性まで考えても、やはり乾式工事に分があるのです。

 

 


そこで直張りになる事を考慮し、まずは防水シート張り。

この防水シートについては、通気シートではなく、私が防水に使用している改質アスファルトシートを採用。

その上に、3×10板のサイディングを張り、周囲を変性シリコンのシーリングで仕上げ。

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こうして、外壁の復旧工事が完了。

もちろん、この後に塗装して全てが終わるのだが、塗装に関して言えば仕上げ工事であるため、まずは復旧工事の完了と言う事になるのです。

とまあ、ちょっとした細工ものは比較的得意なので・・・・・・(笑)

 

 

2011年04月14日はまぞうブログより記事移動

シリコンシーリングの上に

塗り替え工事に際し、必ず出番のあると言っても過言ではないプライマーがある。

本来ならば、このプライマーの出番があっては困るのだが、10軒のお宅を工事させていただくと、そのうち9軒は間違いなく必須となるぐらいの高確率・・・・・。

 

 

これは、建物の色々な部位に使用された「シリコン」シーリング(コーキング)が原因。

もう、何度も何度も何度も・・・・・、クドクドと書き続けてきた「シリコン」のシーリング(コーキング)の問題なのだが、むやみやたらに使われている「シリコン」によって、周辺の汚染があったり、塗料を付着させなかったりと、良い事など一つも無い。

その「シリコン」が使われている事で、塗り替えに支障をきたすことを知らないのは、ある意味仕方がない事と割り切ったとしても、周辺汚染は必ずなるものなので、せめてそれだけは理解してもらいたいものである。

 

 

そんな困った「シリコン」なのだが、処理できないで終わってしまっては、そこから先に進まないので、何とかしなければならない。

そこで登場するのが、関西ペイントの「シープラ」なのです。

これ以外に、シリコンの上に塗れるプライマーと言う宣伝文句のある商品を使用した経験もあるのだが、全く役立たず。

 

 

と言う事で、今回の建物においても例外なく「シープラ」を塗装。

後付けの配管、エアコンの配管カバーの周り、テレビ配線の引きこみ部分などなど、あちらこちらにシリコンが使われているので、それら全てにシープラを塗るのです。

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2010年04月09日はまぞうブログより記事移動

天窓(トップライト)に問題

磐田市見付の塗り替え現場で作業中、都田町で瓦屋根の棟を直していたKさんから、緊急の連絡が入った。

「天窓の雨仕舞があきらかにおかしくなってるんですけど、こちらに来れませんか?」と。

 

 

取り急ぎ作業をきりにして、あとの段取りを指示して現場を出発。

現場に到着し、屋根の上にあがると、確かに天窓の雨仕舞いがあきらかにおかしい・・・・・。

 

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天窓周囲の銅板を交換しようと、天窓のビスを抜いたところ、ビス穴から水が噴き出したとのこと。

全てのビスを抜き、側板をはずしてみると、そこには雨水の侵入、滞留の痕跡がはっきり確認できたのと同時に、なぜか見事な継ぎ目が姿を現した。

     

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これでよく今まで雨漏りに繋がらなかったものである・・・・・。

なぜこのような納まりになっているのか? もしかしたら、何か部材が不足しているのか?? もしかしてシリコンシーリングをベタベタにするような納まりだったの???

どこの製品なのかも不明だし、今ここで考えていても始まらない、だとしたらどうするか?

 

 

この天窓を修理するという選択肢はすでに頭から消え、ほかの方法を提案。

お客様、瓦職人のKさん、私の三人で話し合い、納まりの根本を見直し、何を求めるのかを確認したのです。

緊急のことでびっくりしたが、ここで見つかったというのか、もしかしたら幸運だったのかも・・・・・。

 

 

2010年01月23日はまぞうブログより記事移動

オスモカラーの注文依頼

先週の事なのだが、オスモカラーの注文を頂いた。

 

 

最初の指定がおよその色目としてだったので、塗装するものを聞いてみると、家具修理のためであり、桐材へ塗るとの事。

桐ということは、もともと柔らかな素材なのですが、さらに修理をする時期が来ているとすると、もう完全乾燥。

すると、吸い込みが強すぎて、濃色を使用すると、真っ黒になってしまうのではないかと思い、その旨も聞いてみたのだが、お客様からの要望で、、濃色仕上げ予定になるのだとか・・・・・。

 

 


そこで、まずはサンプル缶を6種類ほど用意し、実際にテスト塗りをしてから検討してもらう事に。

もちろん、<a href="http://wanomori.hamazo.tv/" target="_blank">家具修理の専門家</a>であるため、木の性質も理解しているし、乾燥状態によっての吸い込みについても同様。

しかし、色目についてだけは、そのものを使用してみないと判断が出来ないので、なかば無理やりサンプル缶を押し付けてきたのです(笑)。

 

 

それから数日後、何色かの注文を頂き、昨日納品。

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私自身、家具に塗装すると言う機会は非常に少なく、本当に時々という感じだし、まして杉・檜とは違い、シミ抜き・アク抜き後の桐の場合、どこまでと言うのが想像しきれない。

ぜひとも完成後を見たいものです・・・・・。

 

2008年09月21日はまぞうブログより記事移動

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