住宅塗り替えのポイント

  ポイント1・・・塗装とは

 塗装と一口に言っても、塗料の種類もとても沢山ありますし、その場所に適しているかどうかと言うことも、一般の方にはとても判断しにくいものだと思います。皆様の財産である住宅は、手を掛けないでいれば外壁の劣化(見た目が悪い)だけでなく、雨漏りの原因になることもあります。
そして皆様にもっともわかっていただきたいことは、塗装というのは、見た目を綺麗にというだけでなく、その
建物の寿命を伸ばす為の手段の一つなのです。

  ポイント2・・・業者の選択

塗装業者と言ってもタウンページをめくるとわかるように、とても沢山の名前があり、何を基準に判断して良いのかとてもわかり難いと思います。
広告が大きいから間違いのないのでしょうか?広告では本当にどんな施工能力があるのかはわかりません。広告を作る立場からすれば、良いキャッチコピーで仕事が受注できるなら、制作費は惜しまないでしょう。業者がどんな施工をするのかは見分ける方法としては

  2(1)・・・施工現場を見る

たとえば近所で塗り替えをしていたら、その業者の施工を見てみます。足場は架けてあるか(丸太などでなく、鋼管の足場であること)、施工中、塗料が飛散しないようにネット等に気をつけているか 等。 特に高いところをハシゴ・脚立で作業しても、下処理などは効率よく出来ませんし、万一事故が起きても保険も出ません。第一に事故が起きる可能性を最小にしないのは、大間違いです。


 ・先日も新聞にこんな記事がのりました
建設作業員が塗装工事中、屋根から転落し、脳挫傷で意識不明の重体と・・・。
こんな事故を起こしたくはありませんし、起こされた家の方も困ってしまいます。

  2(2)・・・見積りの内容は?

当たり前のことですが、見積書の中身には一式工事ではなく、外壁何u、屋根何u、等々細かく記入してあります。
見積書がないなどは絶対おかしいですし、建坪でいくらと言う業者も、施工に関しての技術や、知識はないのかもしれません。

もちろん見積書以外にも、施工方法や材料の説明をしっかりしてくれる業者であるかどうかも重要なポイントです。

  ポイント3・・・施工業者であるかどうか?

最近特に多いのですが、営業のみが構成する会社が、あたかも塗装全般やリフォームに詳しい顔をしながら、頻繁に営業に回っているようです。こういう会社は自社での施工を一切せず、受注金額から自分達の利益を引いた残りを下請けに出すという方法ですので、見積書よりも実際の施工金額は、はるかに低くなるわけですから、当然施工業者よりも高額になるか、もしくは施工内容を落とさざるをえないでしょう。工事にかかる人件費や材料費がまったく同じものが半額で出来るわけもありませんから。
それに自社で施工することが出来るということは、受注者が責任を持てるということなのです。安心して相談でき、発注できる業者であるかは一番大事なことだと思います。

3年、5年とたってもトラブルなく安心していられる業者を選ぶことがベストです。




 
  ポイント4・・・価格

価格はお客様にとってなるべく安くすめば、それが一番良いと私も思っています。
しかし、見積から簡単に値引きができる業者は、最初から高額設定していたり、他社の見積もりよりも、いとも簡単に値引きをすると言う業者も、はたして施工に責任を持ってくれるのか考えると、とてもそうは思えません。
よく耳にする営業トークは、
1・「お宅はとても目立つところにあるので、特別に宣伝費として値引き○○パーセント値引きします。」
2・「お宅の家の外観をカタログに載せるので、特別に宣伝費として値引き○○パーセント値引きします。」
施工後に不具合があり電話を入れると、会社がなくなっていたり、担当者が辞めたので解らないなどの、保証書も紙くず同然になってしまうことも耳にします。とても高い授業料だったなどと笑って済ませれる状態ではないですね。
間違ったメンテナンス(手抜きや施工工程の短縮)をすれば、その時だけは安く済むかもしれません。しかしその後のトラブルや、劣化のことを考えると、それはかえって高いものになってしまいます。

住まいの維持管理費をトータルで考えると・・・
間違いのない徹底した下処理 + 上塗り性能を最大限生かすための丁寧な施工 = 良い状態が長期間維持でき、次回塗り替え時に余分なコストがかからないため、1年あたりのコストはとても安価となる +α として、きれいな建物は近所と比較しても自慢になる

本当に安価な施工はをご理解いただけましたでしょうか?
私どもは、建物に最適な維持管理を考えるため、目先だけのお話はいたしません。施工の説明とバランスを良く考えて、価格の中身を見てくださいね。


  
  ポイント5・・・材料の選択

平成15年7月1日より建築基準法が改正になり、居室内でのホルムアルデヒド放散量他、健康被害に対して、さまざまな使用材料からの放出成分に規制ができました。
私たちは、当然のことながら室内外の塗装に関して、さまざまな材料選択をいたします。
その際に、どのような塗料であるのか?またどうしてその材料を使用するのか?そして安全にどう配慮しているのか?などの説明をいたします。
しかし、新築の時であれば様々な塗料の選択肢もありますし、また大工さんや設計士さんにもプロの視点からのアドバイスをさせていただくことにより、安心してお住まいになれる塗装をと考えれるのですが、塗り替え時の外壁に関しては、既存の状態により大幅な補修が必要な場合も出てきます。もちろん建築基準法から見れば、外部はまったくの規制対象外ですが、お住まいになられる方のことを考えるとともに、安全であり、しかもうわべだけではない下処理材料の選択が必要になっています。
詳しくは 塗料の種類と耐久年数の目安 ・ 住宅塗り替え施工例 のページをご覧ください。





塗装時期の目安

塗装時期を考えるとき、それは単に期間のみでは考えられません、一番わかりやすいのは、チョーキング(塗膜の粉状化)です。
画像のように外壁などに手をあて、粉状の塗料粉がつくようなら、塗り替えを考える時期といえるでしょう。