塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

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出来事の最近のブログ記事

天窓(トップライト)に問題

磐田市見付の塗り替え現場で作業中、都田町で瓦屋根の棟を直していたKさんから、緊急の連絡が入った。

「天窓の雨仕舞があきらかにおかしくなってるんですけど、こちらに来れませんか?」と。

 

 

取り急ぎ作業をきりにして、あとの段取りを指示して現場を出発。

現場に到着し、屋根の上にあがると、確かに天窓の雨仕舞いがあきらかにおかしい・・・・・。

 

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天窓周囲の銅板を交換しようと、天窓のビスを抜いたところ、ビス穴から水が噴き出したとのこと。

全てのビスを抜き、側板をはずしてみると、そこには雨水の侵入、滞留の痕跡がはっきり確認できたのと同時に、なぜか見事な継ぎ目が姿を現した。

     

2201232-s.jpg

 

 

これでよく今まで雨漏りに繋がらなかったものである・・・・・。

なぜこのような納まりになっているのか? もしかしたら、何か部材が不足しているのか?? もしかしてシリコンシーリングをベタベタにするような納まりだったの???

どこの製品なのかも不明だし、今ここで考えていても始まらない、だとしたらどうするか?

 

 

この天窓を修理するという選択肢はすでに頭から消え、ほかの方法を提案。

お客様、瓦職人のKさん、私の三人で話し合い、納まりの根本を見直し、何を求めるのかを確認したのです。

緊急のことでびっくりしたが、ここで見つかったというのか、もしかしたら幸運だったのかも・・・・・。

 

 

2010年01月23日はまぞうブログより記事移動

オスモカラーの注文依頼

先週の事なのだが、オスモカラーの注文を頂いた。

 

 

最初の指定がおよその色目としてだったので、塗装するものを聞いてみると、家具修理のためであり、桐材へ塗るとの事。

桐ということは、もともと柔らかな素材なのですが、さらに修理をする時期が来ているとすると、もう完全乾燥。

すると、吸い込みが強すぎて、濃色を使用すると、真っ黒になってしまうのではないかと思い、その旨も聞いてみたのだが、お客様からの要望で、、濃色仕上げ予定になるのだとか・・・・・。

 

 


そこで、まずはサンプル缶を6種類ほど用意し、実際にテスト塗りをしてから検討してもらう事に。

もちろん、<a href="http://wanomori.hamazo.tv/" target="_blank">家具修理の専門家</a>であるため、木の性質も理解しているし、乾燥状態によっての吸い込みについても同様。

しかし、色目についてだけは、そのものを使用してみないと判断が出来ないので、なかば無理やりサンプル缶を押し付けてきたのです(笑)。

 

 

それから数日後、何色かの注文を頂き、昨日納品。

2009211-s.jpg

 

 

私自身、家具に塗装すると言う機会は非常に少なく、本当に時々という感じだし、まして杉・檜とは違い、シミ抜き・アク抜き後の桐の場合、どこまでと言うのが想像しきれない。

ぜひとも完成後を見たいものです・・・・・。

 

2008年09月21日はまぞうブログより記事移動

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