塗装と雨漏り修理「第一浜名建装」現場日記

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詐欺だろう・・・

郊外にある瓦屋根のお宅には、親切な業者を装った詐欺師が訪問する事が多々あります。

年配の方々は、この詐欺師の巧みな話術に騙されてしまい、まずは瓦の漆喰から・・・・と言うように、詐欺師への目印が増えていくのです。

 


この漆喰の工事をする詐欺師、瓦の業界では、漆喰屋と呼ぶそうだが、要するに瓦屋根の維持とは無関係な漆喰を、これ見よがしに、山盛り塗っていく行為。

この写真は、その代表的で判りやすいもの。

 

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このような山盛りは、屋根構造を理解していれば、あり得ないことなのです。

ただ私からして少し厄介だなぁと思うことは、私が今まで見てきた瓦職人の塗る漆喰よりも、漆喰屋が塗る漆喰の方が、綺麗に塗っていくという点・・・。

漆喰を塗ったところの瓦も、綺麗に掃除をしていくし、綺麗な白い漆喰を見ると、ある意味年配者が騙されやすく、詐欺だと言う事にも気がつきにくいという事も・・・・・・・・。

 

 

しかしながら詐欺は詐欺なので、無駄な漆喰は塗るべきではないし、これが原因で雨漏りにつながりやすくなったり、そこまで行かなくとも、下地へ雨水を呼び込み易くなるという事もあるのです。

ちなみに、本来漆喰の塗り替えとは、ある程度の厚みがあってこそ漆喰の耐久性があるものですが、漆喰屋が塗ると、このように痛んだり、苔が生えていた既存の漆喰のうえに、薄く重ねていく無意味な工事の場合も・・・・・。

 

1911181-s.jpg

 

※親指のところに、新しい漆喰と、古い汚れた漆喰の段差が確認できます

 

 

まあ、なんにしろ無意味な工事は詐欺だろうと思うのですが・・・・・・・。

 

 

2007年11月18日はまぞうブログより記事移動

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